フランス・リヨン発のパティスリー、ブイエ セバスチャンをご存知でしょうか。
マカロンにチョコレートをコーティングした「マカリヨン」や、日本オリジナルの「タルトレット」など、革新的なスイーツで注目を集めています。
この記事では、ブイエ セバスチャンの代表商品、購入方法、保存のポイントまで詳しく紹介します。
バレンタインやホワイトデー、大切な方への贈り物を探している方は、ぜひ参考にしてください♪
フランス・リヨン発のパティスリー、ブイエ セバスチャンをご存知でしょうか。
マカロンにチョコレートをコーティングした「マカリヨン」や、日本オリジナルの「タルトレット」など、革新的なスイーツで注目を集めています。
この記事では、ブイエ セバスチャンの代表商品、購入方法、保存のポイントまで詳しく紹介します。
バレンタインやホワイトデー、大切な方への贈り物を探している方は、ぜひ参考にしてください♪
セバスチャン・ブイエは、フランス第二の都市リヨンに本店を構えるパティスリーです。
パティシエ兼ショコラティエのセバスチャン・ブイエが手がけるブランドで、フランスと日本の2カ国で独創的なスイーツを発信しています。
2004年には、世界のトップパティシエやショコラティエで構成される国際菓子職人協会「ルレ・デセール」に、史上最年少クラスの若さで入会しました。
この協会への加入は、その技術と創造性が国際的に認められた証といえます。
セバスチャン・ブイエのスイーツには、「クラシックを尊重しつつ、遊び心を忘れない」という哲学が貫かれています。
フランス菓子の伝統をベースにしながらも、マカロンをショコラでコーティングした「マカリヨン」など、既成概念にとらわれない発想で新しいお菓子を生み出し続けているのが特徴です。
また、日本の素材や職人技にも強い関心を持ち、日本のスタッフとともに日本オリジナルの商品を多数開発してきました。
その代表例が、後述する「タルトレット」。
日本で生まれた商品が本場リヨン本店でも通年販売される“逆輸入”の流れは、セバスチャン・ブイエならではのストーリーです。
マカリヨンは、セバスチャン・ブイエを代表するスペシャリテのひとつ。
リヨン本店でも通年販売されている定番中の定番で、多くのファンに愛されています。
マカリヨンは、マカロンをショコラでコーティングした独創的なお菓子です。
マカロン単体とは異なる、新しい食感と味わいのコンビネーションを楽しめます。
商品名は「マカロン」と本店のある「リヨン」を掛け合わせた造語。
「マカロン＋リヨン＝マカリヨン」という遊び心のあるネーミングには、ブランドのアイデンティティが込められています。
一番の特徴は、パリッとした薄めのショコラコーティング。
絶妙な厚さに仕上げることで、外側のパリッと感と、内側のマカロンのしっとり感というコントラストが生まれています。
コーティングにはビターやミルクなど複数タイプのショコラが使われており、フレーバーごとに最適な組み合わせが選ばれています。
定番フレーバーはおおよそ以下の6種類です。
☑ キャラメルブールサレ
塩を効かせたキャラメルクリームをサンドし、ビターチョコレートでコーティング
☑ プラリネノワゼット
香ばしいプラリネガナッシュをミルクチョコレートで包んだリッチな味わい
☑ オランジュ
オレンジのコンフィチュールをしのばせた、爽やかな柑橘系フレーバー
☑ ショコラ
ショコラガナッシュをビターチョコレートでコーティングした、王道の濃厚チョコレート
☑ グリオット
グリオットチェリーのコンフィチュールがアクセントになった、甘酸っぱい一品
☑ テミュール
ムールティ（紅茶）とカシスを合わせた、個性的で大人っぽい味わいのガナッシュ
マカリヨンは3個入り、6個入り、9個入り、12個入りなどのアソートがあり、オンラインショップでは
・3個入り：約1,400円前後
・6個入り：約2,600円前後
・12個入り：約5,000円前後
といった価格帯で販売されています（いずれも税込・目安）。
「まずは味見をしたい」という方には3個入りや6個入り、「贈り物としてしっかりボリュームが欲しい」という場合には9〜12個入りが向いています♪
タルトレットは、日本で生まれたオリジナル商品です。
日本人スタッフのアイデアから生まれ、日本で人気を博したあと、リヨン本店にも“逆輸入”され、今ではフランスでも販売されているという面白い経緯があります。
タルトレットは、フランスの古典菓子をベースにアレンジを加えた焼き菓子。
タルト生地の中にマドレーヌやフィナンシェなどの焼き菓子生地を入れ、さらにその上にフルーツやナッツをトッピングしています。
フランス的なリッチさと、日本人好みの繊細さ・可愛らしさがバランスよく共存した一品です。
タルトレットの大きな魅力は、常温で日持ちしやすいこと。
商品にもよりますが、賞味期限の目安は製造日より約30日程度とされており、個包装で常温保存ができるため、贈り物や手土産にとても使いやすいアイテムです。
一口食べると、
…と、1個の中にいくつもの食感と風味がレイヤーのように重なっています。
見た目も華やかで、箱を開けた瞬間からテンションが上がる焼き菓子です。
セバスチャン・ブイエはパティシエであると同時にショコラティエでもあり、特にバレンタインシーズンには芸術的なショコラコレクションが多数登場します。
ルージュ ア レーブルは、本物のリップスティックをモチーフにしたショコラ。
コスメ好きの心をくすぐるビジュアルで、毎年人気のシリーズです。
ピーチやベリー系フレーバー、ビターショコラなど複数の味わいが展開され、見た目だけでなく味も本格派。
口紅そっくりのフォルムは、箱を開けた瞬間に驚きと笑顔を誘います。
ジュエルショコラは、宝石をイメージしたショコラコレクション。
ダイヤモンドカットのようなフォルムやマーブル模様、繊細な色のグラデーションなど、細部までこだわった造形が魅力です。
カシスやフレーズジャスミン、パッションマンゴーなど、フルーツやスパイスを使ったガナッシュを閉じ込めた、華やかで香り豊かなアソートになっています。
「ヌヌース」とはフランス語で“くまのぬいぐるみ”のこと。
ヌヌースショコラは、その名の通りくまをモチーフにした遊び心あふれるショコラです。
パッションフルーツやベリーのガナッシュ、ナッツのプラリネなど、クラシックかつ親しみやすい味わいを中心に構成されており、大人にも子どもにも愛されるシリーズです。
フリュイショコラは、フルーツをモチーフにしたショコラ。
オレンジやいちご、柑橘（アグリューム）などをテーマにしたガナッシュが、まるでカットフルーツのような見た目で表現されています。
フルーツの酸味や香りとチョコレートのコクが合わさることで、重すぎない爽やかな後味が楽しめます。
セバスチャン・ブイエのマカロンは、自家挽きしたアーモンドを使用しているのが特徴です。
アーモンドを店独自の配合で挽くことで、香ばしさと歯ざわりのよさを両立させています。
マカロン生地は、
を目指して丁寧に焼き上げられています。
表面の「ピエ（足）」も美しく立ち上がり、職人技が光る仕上がりです。
定番フレーバーには、ショコラ、フランボワーズ、ピスタチオ、キャラメル、抹茶などがラインナップされており、季節限定フレーバーも随時登場します。
春夏は白桃やマンゴー、秋冬は栗や紫芋など、その季節ならではの素材を使ったフレーバーが加わるのも楽しみのひとつです。
マカロンとマカリヨンの違いは、ショコラコーティングの有無。
気分に合わせて選び分けるのもおすすめです。
セバスチャン・ブイエは、フランスと日本で少しずつ異なる商品展開を行っています。
それぞれの文化や嗜好に合わせて微調整されているのも、ブランドの大きな特徴です。
日本で販売される商品は、フランス菓子特有の強い甘さをやや抑え、日本人の好みに合わせて繊細な味わいに仕上げられているものが多くなっています。
サイズもやや小ぶりで、一度にいろいろな種類を楽しみやすい設計です。
タルトレットは、日本の職人とセバスチャン・ブイエが協力して開発した日本発の焼き菓子。
完成度の高さからリヨン本店でも通年販売されるようになり、「日本オリジナルが本場へ逆輸入される」という稀有な例として語られています。
また、日本では四季を意識した限定フレーバー・限定パッケージも豊富です。
といった形で、日本ならではの“季節感”がスイーツにも反映されています。
セバスチャン・ブイエの商品は、シーンに応じて選び分けることで、より魅力を発揮します。
目的別のおすすめを整理してみましょう。
バレンタインやホワイトデーには、ルージュ ア レーブルなどのコスメモチーフのショコラがおすすめ。
見た目のインパクトが大きく、開けた瞬間に「かわいい！」というリアクションが期待できます。
ジュエルショコラやフリュイショコラなどのショコラアソートも、華やかさと個性のバランスがよく、特別感のあるギフトになります。
手土産やお祝いには、タルトレットが最適です。
常温保存でき、賞味期限も長め（目安として製造日より約30日）なので、相手のタイミングを気にせず渡せます。
個包装でシェアしやすく、職場や家族への差し入れにもぴったりです。
自分へのご褒美には、マカリヨン6個入りなど、少しリッチなアソートを。
数日かけて1日1〜2個ずつ楽しめば、贅沢なティータイムが続きます。
マカロンやタルトレットとの組み合わせセットを選べば、いろいろな食感とフレーバーを一度に試せて、ちょっとした「テイスティング体験」ができます。
誕生日や記念日など、特別なシーンには、マカリヨン・タルトレット・ショコラを組み合わせたアソートボックスがおすすめ。
5,000円台〜のギフトセットなら、ボリューム感と特別感の両方をしっかり演出できます。
甘さや見た目のバランスを考えて、相手の好みに合わせてセレクトしてみてください。
予算に合わせて商品を選びたいときの、ざっくりとした目安です（オンラインショップや百貨店での税込価格のイメージ）。
ちょっとしたお礼や、友人へのカジュアルな手土産、自分へのおやつにぴったりな価格帯です。
バレンタイン・ホワイトデーの本命ギフトや、ちょっとかしこまった贈り物にちょうどいいラインです。
家族やパートナーへの誕生日プレゼント、記念日、引越し祝いなど、「しっかり贈りたい」シーンで活躍します。
セバスチャン・ブイエの商品は、パッケージデザインにも強いこだわりがあります。
贈る側も受け取る側も、つい写真を撮りたくなるルックスが魅力です。
など、箱を開けた瞬間に“映える”要素がぎゅっと詰まっています。
ギフトボックス自体は、シンプルながら高級感のあるデザイン。
ブランドロゴが控えめに配置されていて、リボンなどの装飾も上品な範囲にとどめられています。
箱を開いたときに中身がきれいに並ぶよう計算されており、SNSに投稿したくなるビジュアルが自然と完成するようになっています♪
店舗に足を運べない場合でも、公式オンラインショップや百貨店のオンラインストアから購入できます。
注文の流れは一般的なECと同じで、
配送方法は商品によって異なります。
夏場など気温が高い時期は、ショコラ系が冷蔵便になることが多くなります。
配送料は地域・金額によって変わるので、購入前にオンラインショップの案内を確認しましょう。
オンラインでもギフトラッピングや熨斗（のし）、手提げ袋の同梱サービスが用意されている場合が多いため、贈り物としてそのまま送ることもできます。
商品をベストな状態で楽しむために、賞味期限と保存方法もチェックしておきましょう。
実際の期限は商品ラベルに従うのが基本ですが、ここでは目安を紹介します。
食べる前に少し常温に戻すと、ショコラの香りが立ちやすくなり、口どけもよくなります。
個包装なので、少しずつ食べたいときにも扱いやすいのがポイントです。
ショコラは温度変化に弱いため、特に夏場は注意が必要です。
冷蔵庫で保存する場合、
といったひと工夫で、質の劣化を抑えられます。
セバスチャン・ブイエでは、通年商品のほかに季節限定フレーバーや限定パッケージが多数登場します。
春〜夏は、フルーツ系の爽やかなフレーバーが中心。
白桃を使ったマカロン、マンゴーのタルトレット、ベルガモットや柑橘を使ったショコラなど、軽やかでフルーティーな味わいが多くなります。
暖かい季節のティータイムや冷たいドリンクとの相性も抜群です。
秋〜冬は、栗や紫芋、キャラメル、ナッツなど、こっくりとした素材を使った商品が増えます。
ショコラの存在感がより強いラインナップが揃い、ホットコーヒーや紅茶と合わせてじっくり楽しめる季節です。
季節限定商品は数量や期間が限られていることが多く、人気商品は早めに完売することも。
新作情報は公式サイトやSNSで発信されるので、気になる方はこまめなチェックがおすすめです。
最後に、セバスチャン・ブイエの商品を検討している方からよくある疑問を簡単にまとめます。
Q. 一番人気の商品は？
A. ブランドの代名詞的存在は、やはりマカリヨンです。
タルトレットも、日持ちの良さと華やかな見た目で人気が高く、ギフト需要が非常に高いアイテムです。
Q. 初めて買うならどれがおすすめ？
A. 迷ったらマカリヨン6個入りがおすすめ。
セバスチャン・ブイエらしさが最もよく表れている商品で、複数フレーバーの食べ比べができます。
焼き菓子派ならタルトレット6個入りも◎
Q. 甘すぎない商品はある？
A. 日本向け商品は全体的に甘さがやや控えめ。
特にフルーツ系フレーバーやビターショコラを使ったアイテム、塩味の効いたキャラメルブールサレなどは、甘さとコクのバランスがよく食べやすい印象です。
Q. 日持ちする商品は？
A. 日持ち重視ならタルトレットがおすすめです（目安として約30日）。
マカリヨンやマカロンは10日〜数週間程度なので、早めに食べる予定のあるときに選ぶとよいでしょう。
Q. 予算3,000円で買えるおすすめは？
A. 3,000円前後の予算なら、タルトレット9個入りやマカロン詰め合わせ、マカリヨン6個入り＋タルトレット3個入りといった組み合わせが現実的です。
ボリュームと華やかさのバランスがよく、ギフトにも自分用にも使いやすいレンジです。
セバスチャン・ブイエは、フランス・リヨン発のパティスリーとして、クラシックなフランス菓子と遊び心あふれるデザインを巧みに融合させたブランドです。
ルレ・デセールに名を連ねる実力と、マカリヨンやタルトレットといった個性派スイーツは、世界中のスイーツファンから支持されています。
など、どの商品にも「見て楽しい・食べておいしい」という二重の喜びが詰まっています。
バレンタインやホワイトデーの本命ギフトから、気軽な手土産、自分へのご褒美まで。
シーンや予算に合わせて選べるのも魅力です。
オンラインショップも充実しているので、「気になっていたけれど、まだ試したことがない」という方も、一度お取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
きっと、その遊び心と繊細さが同居した味わいに、新しい発見があるはずです。
