Castronovo Chocolateは、世界で最も希少で風味豊かなカカオを求めて、創業者自らが遠隔地のジャングルまで旅をします。コロンビアのシエラネバダ山脈に暮らすアルワコ族やコギ族、ペルーのアマゾナス州のアワフン族やワンビサ族など、先住民コミュニティが栽培する祖先伝来のカカオを直接調達。デニスは2019年にコロンビアを訪れ、農家たちと直接対面し、深い信頼関係を築きました。特にアルワコ族の祖先伝来のカカオは、アメリカでCastronovo Chocolateのみが調達できる特別なものです。各産地のカカオは独自の風味プロファイルを持ち、80%ダークチョコレートから63%ダークミルクチョコレートまで、それぞれのカカオの個性を最大限に引き出した製品を展開しています。

Castronovo Chocolateのミッションは、チョコレート作りを通じて熱帯雨林の保護と先住民コミュニティの文化保存を実現することです。アルワコ族は「地球の心臓」と呼ばれるシエラネバダの守護者であり、カカオ栽培による収入で土地を保全し、文化を維持し、平和を促進しています。2023年、デニスはアルワコ族のためにチョコレート製造機器の購入資金を調達し、彼らが自らチョコレートを生産・販売できるよう支援。この取り組みにより、2024年にはアルワコ族が17ヘクタールの土地を取得することができました。また、ペルーのアマゾナス州では、カカオの商業化により女性たちが家族の収入源となり、新しい学校や医療センターの建設、教育の向上、収入の増加をもたらしています。アグロフォレストリーによるカカオ栽培は、パーム油やバナナのモノカルチャー農園から生物多様性を守る役割も果たしています。

Castronovo Chocolateは、その卓越した品質と味わいで、国際的に高く評価されています。2016年、ロンドンで開催された国際チョコレートアワード世界大会で初の世界ゴールド賞を受賞して以来、数々の賞を獲得してきました。フランス出身のチョコレートソムリエ、エステル・トレイシーは「何百ものチョコレートテイスティングを主催してきましたが、Castronovoのレモン入りホワイトチョコレートは常に大好評です。彼女のダークミルクバーは私のお気に入りで、シングルオリジンのセレクションは最も目の肥えた顧客のために取っておいています。アメリカで最も才能あるチョコレートメーカーの一人です」と絶賛。The Chocolate Ambassadorも「デニスの妥協のない誠実さと品質へのこだわりは、すべてのバーに輝いており、本物の体験を提供しています」と評価しています。

ヤスシササキでは、チョコレート作りを通じて環境や社会にも貢献する取り組みを行っています。 使用するカカオ豆はフェアトレード認証を受けたもので、持続可能な農業を支える一環としてカカオ農家の生活環境を支えると同時に、環境保全への取り組みを強化しています。 また、小ロット生産を行いフードロスの削減を図っています。 おいしさにこだわるだけでなく、チョコレート作りを通じて未来への持続可能な社会を支えるという強い思いが込められています。