Karuna Chocolateは、南チロル地方初のビーン・トゥ・バー・チョコレートメーカーとして、すべての製品を100%オーガニック認証原材料から作っています。ラテンアメリカ、アジア、アフリカから倫理的に栽培された高品質カカオ豆を厳選し、透明性のある取引を徹底。タンザニア、ベリーズ、ペルー(チュンチョ種)、ドミニカ共和国、メキシコ、インドなど、各産地の個性を活かしたシングルオリジン・バーを展開しています。さらに、動物性ミルクの代わりに有機栽培アーモンドの脱脂粉末を使用した革新的なヴィーガン・ホワイトチョコレートコレクションを開発。ラズベリー、ブラックベリー、シーバックソーンなどのエキゾチックなオーガニック素材でフレーバーを加え、乳製品を使わずとも豊かな味わいを実現しています。ブラジルのItajá産フェアトレード・オーガニック生蔗糖やエクアドル・ペルー産のココアバターなど、すべての原材料が追跡可能です。

「人、動物、地球を搾取しない」という哲学を掲げるKaruna Chocolateは、パッケージングにおいても革新的なアプローチを採用しています。すべてのパッケージは、糊や内袋に至るまで完全に生分解可能で、プラスチックを一切使用していません。認証された天然紙のみを使用し、環境への負荷を最小限に抑えています。パッケージとバーの型に描かれたカカオの葉と実のデザインは、アーミンの弟であるアーティストのロレンツ・ウンターシュタイナーがフリーハンドで描いたもので、インドでの経験とカカオへの敬意を表現しています。この独創的なデザインは、世界中のチョコレート愛好家を魅了し、Karunaのアイデンティティとなっています。環境保護への真摯な姿勢は、原材料の選定からパッケージング、そして製造プロセスのすべてに貫かれており、持続可能なチョコレート作りの模範となっています。

創業からわずか数年で、Karuna Chocolateは国際的に最も権威あるチョコレートコンペティションで数々の賞を獲得しています。国際チョコレートアワード(International Chocolate Awards)では、2019年にタンザニア産バーでゴールド賞を受賞し、2023年にはオレンジ&ティムットペッパー70%バーでヨーロッパ・シルバー賞およびワールド・シルバー賞を獲得。アカデミー・オブ・チョコレート・アワード(Academy of Chocolate Awards)でも、2020年と2021年にゴールド賞、2021年と2022年、2023年にシルバー賞、2019年と2020年にブロンズ賞を受賞するなど、輝かしい実績を誇ります。特に2021-22年のジン・インフューズド・ダークチョコレート75%(ペルー産チュンチョ豆×エーデルシュヴァルツ・オーガニック・ジン)は、ヨーロッパ・シルバー賞とアカデミー・オブ・チョコレート・シルバー賞をダブル受賞。イタリアのチョコレート専門誌The Chocolate Journalistからは「記憶できないほど多くの国際的な賞を受賞したパワーカップル」と称されています。

ヤスシササキでは、チョコレート作りを通じて環境や社会にも貢献する取り組みを行っています。 使用するカカオ豆はフェアトレード認証を受けたもので、持続可能な農業を支える一環としてカカオ農家の生活環境を支えると同時に、環境保全への取り組みを強化しています。 また、小ロット生産を行いフードロスの削減を図っています。 おいしさにこだわるだけでなく、チョコレート作りを通じて未来への持続可能な社会を支えるという強い思いが込められています。