le fleuve タブレット白小豆

〜シェフ上垣　河大からのメッセージ〜 この仕事を始めてから、 ヴィーガンの方やその他の理由で 乳製品を食べることができない人たちにお会いする機会が度々あり、 私自身はヴィーガン ではありませんが、 ヴィーガンとそうでない人たちも 一緒に気兼ねなくお菓子を楽しんでもらえる世界が実現すれば、 もっと良いのではないかと考える機会がありました。 ショコラティエとしてできること。 それは、日常的に使っている乳製品を使わずに、 でももちろん美味しくて そして、これまでにないショコラを作りたい という構想から、レシピを考え始めました。 しかし、乳製品について考えていくと その働きは多岐にわたっており、 味わいに奥行きを与えたり 口溶けに滑らかさを出してくれたり、 苦味や渋味などの味をマスキングして それを美味しく変える働きもあります。 そんな大きな仕事をしてくれている乳 製 品 を 使 う こ と な く 、 どのように味の奥行きやショコラならではの魅力を出していくか が難しいポイントでした。 そこで、カカオと 日本にある素晴らしい食材を組み合わせてみるのはどうだろうかと考え、 乳製品の代わりに、 一般的には和菓子に使われている オーガニックの白小豆を使うことにしました。 繊細な白小豆を使って タブレット全体のコクや味わいのバ ラ ンスをとることは苦心しましたが、 それ以上に表現の可能性を感じました。 そして、合わせたショコラは ペルーのアマゾンで栽培されているアマゾンカカオです。 これはアマゾンのカカオ農家さん達が 無農薬で丁寧に育てているものです。 貧困をはじめ様々な現実をアマゾンの現地で目の当たりにした 料理人の太田哲雄 さんは、 「何かできるんじゃないか」と考えてこのカカオの輸入をされています。 私も実家の家業は、子どもの頃から今に至るまで農家です。 その苦悩などは、とても身近な事として経験しました。 そして太田さんの考えにもとても共感しました。 このカカオを使うことは、ただ美味しいだけでなく 私たちがこの先もチョコレートをいただ ける未来への投資にも つながってくるのではないかと思っています。 こちらは、紙箱入りのパッケージ、 中に、お味の説明書も同封しておりますので、 ギフトにもご利用いただけます。